比較したのは2025年4月2日、NUROの工事当日

工事前の13時ごろにフレッツ光を測り、NURO開通後の13時30分ごろから同じ設置環境で測定しました。切替前後の設置場所と壁の引き込み口は共通です。フレッツ光の機器とNUROのNSD-G1000Tが分かる写真も残っています。

同日比較なので、別の日に測った結果を並べるより生活環境の差は少なくなります。ただし、時刻、接続方式、測定先サーバーまで完全に統一した実験ではありません。この記事は製品仕様の証明ではなく、切替当日に何が起きたかを再現できる範囲で記録したものです。

フレッツ光は有線91.9Mbps、Wi-Fi 91.1Mbpsだった

切替前のフレッツ光は、有線で下り91.9Mbps・上り92.1Mbps・レイテンシ5msでした。5GHz Wi-Fiは下り91.1Mbps・上り86.7Mbps・レイテンシ5msです。接続方法を変えても100Mbps弱でそろっていました。

フレッツ時代はNTTのONU、BUFFALO機器、壁内配線、自室側の機器を通る構成でした。14年間使っており、Web閲覧や動画が不安定だったわけではありませんが、大きなダウンロードの待ち時間は気になっていました。

2025年4月2日10:15。フレッツ光の有線接続は下り91.9Mbps・上り92.1Mbps・レイテンシ5ms。
フレッツ光の有線速度91.9Mbps
同日12:03。5GHz Wi-Fiは下り91.1Mbps・上り86.7Mbps・レイテンシ5ms。
フレッツ光の5GHz Wi-Fi速度91.1Mbps

NUROのWi-Fiは下り457.5〜510.8Mbps

切替後のWi-Fi測定は2回残っています。1回目は下り510.8Mbps・上り729.7Mbps・レイテンシ14ms、2回目は下り457.5Mbps・上り442.9Mbps・レイテンシ5msでした。

NSD-G1000Tは1階リビングの収納内です。そこから自室までWi-Fiが届き、明確な圏外部屋は確認していません。ただし、軽量鉄骨戸建ての一例であり、同じ機器でも間取りや壁材、収納扉、周囲の電波で変わります。

2025年4月2日13:25。NURO切替後のWi-Fiは下り510.8Mbps・上り729.7Mbps・レイテンシ14ms、サーバーはOsaka。
NURO光Wi-Fi速度510.8Mbps
同日13:27。Wi-Fiは下り457.5Mbps・上り442.9Mbps・レイテンシ5ms、サーバーはTokyo。
NURO光Wi-Fi速度457.5Mbps

有線は下り736.7Mbpsと914.1Mbps

NURO切替後の有線測定は、下り736.7Mbps・上り763.1Mbps・レイテンシ11msと、下り914.1Mbps・上り911.3Mbps・レイテンシ3msでした。最も高い結果だけでなく、同日に736.7Mbpsだった回も含めています。

回線・接続下り上りレイテンシ
フレッツ光・有線91.9Mbps92.1Mbps5ms
フレッツ光・5GHz Wi-Fi91.1Mbps86.7Mbps5ms
NURO・Wi-Fi①510.8Mbps729.7Mbps14ms
NURO・Wi-Fi②457.5Mbps442.9Mbps5ms
NURO・有線①736.7Mbps763.1Mbps11ms
NURO・有線②914.1Mbps911.3Mbps3ms
2025年4月2日13:28。有線接続で下り736.7Mbps・上り763.1Mbps・レイテンシ11ms。
NURO光有線速度736.7Mbps
同日14:10。有線接続で下り914.1Mbps・上り911.3Mbps・レイテンシ3ms。
NURO光有線速度914.1Mbps

2ギガ契約でも、測定PCのリンク速度は1.0Gbps

メインPCはWindows 11の有線接続で、リンク速度は1.0Gbpsです。NSD-G1000Tから自室まではCAT6ですが、PC直前の一部にCAT5eが残っています。そのため、2ギガ契約の最大値を1台のPCで測る構成ではありません。

914.1Mbpsという結果は、1Gbpsリンクの実効速度としては上限に近い数字です。「2ギガなのに2,000Mbps出ない」という比較にはならず、複数端末で共有できる回線側の余裕と、1台の端末側上限を分けて考えます。

1年以上たった2026年8月にも4回測った

2026年8月22日、家族がいつもどおり利用している状態でも再測定しました。16時ごろはFAST.comで下り760Mbps・上り950Mbps、Googleで下り858.3Mbps・上り911.8Mbps。19時38分ごろはFAST.comで下り940Mbps・上り980Mbps、Googleで下り911.7Mbps・上り909.4Mbpsでした。

時刻・測定下り上り遅延
約16:00・FAST760Mbps950Mbps5ms / 負荷時9ms
約16:00・Google858.3Mbps911.8Mbps5ms
19:38・FAST940Mbps980Mbps5ms / 負荷時12ms
19:38・Google911.7Mbps909.4Mbps3ms

数字と体感が一致したのは、大容量通信の待ち時間

Webページを開くだけでは、91Mbpsでも914Mbpsでも毎回大差を感じません。違いがはっきりしたのは、WindowsやLinuxのISO、ゲーム本体や大型更新、クラウドへのアップロードです。

家族が動画やゲームを同時に使っても回線を譲り合う場面がなくなりました。開通日の最大値だけを見て満足したのではなく、1年以上の通常利用で「待つ場面が減った」という体感が続いています。

「約10倍」は当日の一結果で、常時保証ではない

下り91.9Mbpsと914.1Mbpsだけを割れば約10倍ですが、この二つだけでNUROがどの家庭でも常時10倍になるとは言えません。接続経路、端末、測定サーバー、混雑、Wi-Fi環境は家庭ごとに違います。

工事前後に測った記録では、速度と大容量通信の体感がともに改善しました。あくまで2025年4月2日の結果であり、別の住居や時間帯でも同じ数値になるとは限りません。