乗り換える前は、フレッツ光を約14年使っていた

集合住宅で約10年、戸建てへ移ってから約4年、合計でおよそ14年間フレッツ光を使いました。プロバイダーはYahoo!です。頻繁に切れたり、Webページが開かなかったりしたわけではなく、日常利用だけなら大きな不満はありませんでした。

ただ、WindowsやLinuxのISO、ゲーム本体、大型アップデートなどを落とす場面では待ち時間が気になっていました。家族が使うPC、スマートフォン、ゲーム機、NASも増え、速さに余裕のある回線を試したくなったのが乗り換えの理由です。フレッツ光が使えなかったからではなく、今の使い方に合わせて余裕を増やしたかった、という方が正確です。

利用環境は埼玉県の軽量鉄骨戸建て

契約したのはNURO光 One 2ギガです。埼玉県の軽量鉄骨の戸建てで使っています。ONU一体型ルーターのNSD-G1000Tは1階リビングの収納内に置き、そこから自室へ有線でつないでいます。

NSD-G1000Tから自室まではCAT6、PC直前の区間だけCAT5eが残っています。メインPCはWindows 11で、ネットワークのリンク速度は1.0Gbpsです。2ギガ契約でもPC側が1Gbpsなので、1台のPCで2Gbpsをそのまま測れる構成ではありません。速度を見るときは、この上限を含めて読む必要があります。

  • 回線:NURO光 One 2ギガ
  • 機器:NSD-G1000T
  • 住居:埼玉県・軽量鉄骨の戸建て
  • 主な測定端末:Windows 11のデスクトップPC
  • 宅内配線:自室までCAT6、PC手前の一部がCAT5e
  • 同時利用:PC、スマートフォン、ゲーム機、NASなど

2025年3月10日に申し込み、4月2日に開通

公式サイトから申し込んだのは2025年3月10日、開通日は4月2日でした。申し込みから利用開始までは23日です。これはわが家の一例で、住所、設備、工事枠などによって日数は変わります。

工事前には時間がかかる可能性も考えていましたが、わが家では既存の光回線の引き込み口を利用できました。そのため訪問工事は1回で終わっています。外壁へのネジ固定と立ち会いは必要でしたが、当日は特にトラブルもなく進みました。通信が使えない時間もほとんどありませんでした。

工事当日の写真から分かること

2025年4月2日の13時ごろにフレッツ光の機器構成を撮り、13時30分ごろにNUROへ切り替わったあとの構成も撮っています。設置場所と壁の引き込み口は切替前後で共通です。

写真の黒い機器がNUROのNSD-G1000Tです。近くに写っている白いPanasonic機器は太陽光発電の計測機器で、ネットワーク機器ではありません。フレッツ時代に使っていたBUFFALO機器も写る構図がありますが、切替後のNURO接続には使っていません。

2025年4月2日13:00。フレッツ光利用時の設置場所。右がNTTのGE-ONU、白いPanasonic機器は太陽光発電の計測用です。
フレッツ光利用時の宅内機器構成
同日13:30、NURO光切替直後。設置場所と光回線引き込み口はそのままに、中央の黒いNSD-G1000Tへ変わりました。
NURO光切替直後のNSD-G1000Tと宅内機器

旧回線の解約は、NUROの開通とは別に進めた

NUROが開通しただけでは、フレッツ光とYahoo!の契約は終わりません。NTTのレンタル機器は、届いた返却キットを使って返送しました。Yahoo!は別に解約手続きをしています。

私の場合、解約日と請求のタイミングが重なり、フレッツ光とNUROを約1か月分どちらも支払う形になりました。切替日だけを見て予算を組むと、この重複を見落とします。フレッツ側では解約に伴う費用を払った記憶がありますが、正確な金額の記録が残っていません。曖昧な金額は書かず、費用が発生した記憶だけにとどめます。現在の解約条件は各社で確認してください。

旧回線6,490円、NUROで確認できた通常月は4,199円

フレッツ光のころは、NTT東日本が月5,170円、Yahoo!が月1,320円で、合計6,490円でした。NUROでは通常月として4,199円の請求を確認できています。同じように月額として比べると、差は2,291円です。

一方、利用開始に近い時期には7,361円の請求も残っています。初回付近の請求には開始時期やオプションなどが混ざる可能性があり、通常月額と同列には扱えません。都合のよい4,199円だけを見せるのではなく、7,361円の記録も分けて残します。

フレッツ光+Yahoo!6,490円 / 月
NURO通常月の確認例4,199円 / 月
月額差の一例−2,291円 / 月
初回付近の請求7,361円通常月額とは分けて扱う
2025年4月利用分、2025年5月度の請求額は7,361円。工事費の分割・割引などを含む初回付近の記録で、通常月額としては扱っていません。
NURO光2025年4月利用分の請求画面

20,000円のキャッシュバックは、自分で受取手続きが必要だった

私が2025年に申し込んだときは、20,000円のキャッシュバックがありました。案内された時期にマイページから手続きし、銀行口座への振り込みを選びました。操作自体は難しくありませんでした。

ただし、自動で振り込まれるものではなく、期限内に自分で受取手続きをする必要があります。通知を見落とせば忘れる可能性はあると感じました。これは私の申込時の特典であり、現在の特典額や受取条件を示すものではありません。

2026年9月、One 2ギガは月5,720円。新規向けは別プラン

2026年9月27日に公式情報を確認しました。私が契約しているNURO 光 One 2ギガの月額利用料は、2026年9月1日から税込5,500円から5,720円へ改定されています。現在契約中のOneはそのまま継続し、公式サポートでは基本工事費総額49,500円、契約期間なしと案内されています。割引やオプションを含む改定後の実請求額は、請求画面で確認できたあとに追記します。

一方、NURO 光 One 2ギガとOne 10ギガは、一般向けの新規受付を2026年8月31日で終了しました。ただし公式のお知らせには、申込方法によっては9月1日以降も販売を継続する場合があると注記されています。9月1日から始まった戸建て向けのNURO 光(H)は、月額基本料金5,170円に必須のホームゲートウェイ料金550円が加わり、割引終了後の月額負担は合計5,720円です。Oneと合計額は同じでも、NURO 光(H)は3年契約で、契約事務手数料6,050円、基本工事費55,000円と条件が異なります。この記事はOne 2ギガの利用記録なので、これから申し込む場合は申込先に表示されるプラン名と条件を確認してください。

切替前後の速度を当日に6回測定した

工事当日は、切替前のフレッツ光を有線と5GHz Wi-Fiで各1回、切替後のNUROをWi-Fiで2回、有線で2回測りました。フレッツ光の有線は下り91.9Mbps・上り92.1Mbps、NUROの有線は下り736.7〜914.1Mbps・上り763.1〜911.3Mbpsでした。

ここでは全体像が分かるよう3行にまとめ、6回それぞれの測定画面と条件は詳細記事に掲載しています。

回線・接続下り上りレイテンシ
フレッツ光・有線91.9Mbps92.1Mbps5ms
NURO・Wi-Fi(2回)457.5〜510.8Mbps442.9〜729.7Mbps5〜14ms
NURO・有線(2回)736.7〜914.1Mbps763.1〜911.3Mbps3〜11ms
2025年4月2日14:10。有線接続で下り914.1Mbps・上り911.3Mbps・レイテンシ3ms。6回分の測定画面は詳細記事に掲載しています。
NURO光切替当日の有線速度914.1Mbps

1年以上たってから、家族が使っている状態でも再測定した

開通直後だけ速かったのかを確かめるため、2026年8月22日に再度測りました。家族が普段どおり回線を使っている状態です。16時ごろのFAST.comは下り760Mbps・上り950Mbpsで、遅延はアンロード時5ms、ロード時9ms。Googleの速度テストは下り858.3Mbps・上り911.8Mbps、遅延5msでした。

19時38分ごろはFAST.comで下り940Mbps・上り980Mbps、遅延はアンロード時5ms、ロード時12ms。Googleでは下り911.7Mbps・上り909.4Mbps、遅延3msでした。測った2つの時間帯では高速でしたが、継続的な時間帯別監視をしたわけではないので、「夜間も必ず低下しない」とは書きません。

時刻・測定下り上り遅延
約16:00・FAST760Mbps950Mbps5ms / 負荷時9ms
約16:00・Google858.3Mbps911.8Mbps5ms
19:38・FAST940Mbps980Mbps5ms / 負荷時12ms
19:38・Google911.7Mbps909.4Mbps3ms

速さを実感したのは、大きなデータを動かす場面

一般的なWebページを1枚開くだけなら、毎回劇的な差を感じるわけではありません。差が分かりやすかったのは、数GB以上のデータを扱うときです。WindowsやLinuxのISO、ゲーム本体や大型アップデート、アプリ更新の待ち時間は短くなりました。

動画は再生開始までの待ちが減り、大きなファイルをクラウドへ送る作業も楽になりました。家族が別々の端末で動画、ゲーム、スマートフォンを同時に使っていても、誰かに通信を控えてもらう場面はありません。数字の大きさより、「回線が空くのを待つ」という意識がなくなったことが、日常での変化です。

  • Windows・LinuxのISOや数GBのファイル
  • ゲーム本体、追加データ、大型アップデート
  • アプリや端末の更新
  • 動画の読み込み
  • クラウドへの大容量アップロード
  • 家族による複数端末の同時利用

Wi-Fiは収納の中から自室まで届いたが、有線も併用している

NSD-G1000Tは1階リビングの収納内にありますが、NUROのWi-Fiは自室まで届いています。わが家では明確な圏外部屋は確認していません。

それでも自室のPC周辺では、NSD-G1000Tから引いた有線を経由し、手元のBUFFALO機器も使っています。Wi-Fiだけでも通信できますが、PCや複数機器を安定して扱うには、既存の宅内配線を生かした現在の構成が快適です。無線の届き方は間取り、壁材、設置場所で変わるため、軽量鉄骨戸建ての一例として見てください。

1年以上で大きな切断はほぼなし。サポートへ連絡したこともない

利用開始から1年以上、大きな速度低下や長時間の切断で困ったことはほぼありません。NSD-G1000Tを数回再起動したことはありますが、あとから考えると端末側や接続先側の問題だった可能性もあり、NURO回線の障害だったとは断定できません。

ゲーム中のラグ、切断、ネットワークエラーを回線原因として意識したこともなく、家族の同時利用で不満を言われたこともありません。トラブルが少なかったため、サポートへ問い合わせた経験はありません。したがって、サポート対応の良し悪しは評価できません。

メリットだけでなく、契約前に考えたい点

わが家では工事が1回で済みましたが、すべての家で同じとは限りません。回線速度だけを見て申し込むより、工事方法、開通までの期間、今の回線との重複、端末側の上限まで含めて判断した方が、契約後のずれが少なくなります。

  • 訪問工事と立ち会いが必要になる
  • 住居によっては開通までの日数や工事回数が変わる
  • 旧回線の解約時期によって料金が重複する
  • キャッシュバックは受取時期と手続きを忘れないよう管理が必要
  • 2ギガ契約でも端末やLANポートが1Gbpsなら、1台で2Gbpsは出ない
  • 引っ越しが近い場合は工事と解約条件が負担になりうる

もう一度選ぶならNURO。ただし、全員に必要な速さではない

今の家と使い方で選び直すなら、私はもう一度NUROを選びます。大容量のダウンロード、ゲーム、クラウドへのアップロード、家族の同時利用が重なり、回線の余裕を実際に使えているからです。旧回線より確認できた月額が低かったことも、継続しやすさにつながっています。

一方、Web閲覧や短い動画が中心で現在の回線に不満がない人には、工事をしてまで替える必要はないかもしれません。近いうちに引っ越す人、訪問工事を避けたい人にも勧めにくいです。「最速だから選ぶ」ではなく、自分の通信量と家族の同時利用に余裕が必要かで考える回線だと思います。

合いやすい使い方慎重に考えたい状況
大容量ファイルを頻繁に送受信する今の回線速度で困っていない
ゲームや更新データの待ち時間を減らしたい訪問工事を避けたい
家族が複数端末を同時に使う近いうちに引っ越す予定がある
動画・アップロード・在宅作業を並行する端末や宅内LANを見直す予定がない